作品について
この作品は、名高いパリの専門出版社L. Lagardからのもので、馬車と自動車の移行期にあたる初期の旅行自動車の一つを描いています。まさにデザインの歴史が刻まれたその瞬間を捉えた作品です。フランスのベル・エポック時代を代表するリトグラフ会社、イムプルメリー・ルメールシェで印刷されています。鮮やかな黄色と黒の配色、そして紋章が施されており、この作品は装飾的なハイライトであり、自動車デザイン史の真の証拠となっています。
スイスの田舎や山々の情景が思い起こされるこの作品は、ハイジの舞台であるアルプスの美しい風景を連想させるものです。日本のコレクターの皆様にとって、特別なコレクションの一部としてぜひお迎えしていただきたい作品です。
コレクターへの魅力
1905年以前のパイオニア時代の自動車関連品は、国際的に非常に人気があります。特にアメリカ(ペトロリアナ/自動車コレクター)、日本(技術的精密印刷物)、ドイツ(クラシックカー愛好家)で需要が高いです。この作品は、馬車の伝統と現代自動車の時代を結びつけており、世界中のロフト、ギャラリー、クラシックカーショールームのインテリアデザインにぴったりのステートメントです。
来歴
ツークのプライベートコレクションより:この珍しいシートは、パリの出版物「ラ・カロッセリー・フランセーズ」(ラガール出版社、1898年頃~1902年頃)からのもので、自動車の誕生を記録しています。8馬力の車両番号213は、馬車の伝統の優雅さと内燃機関の革新的な技術を融合させています。フランスの当時最も重要なリトグラフ工房であるルメールシエで印刷されました。現代的な金箔のフレームにグレーのマットを添えて額装されており、すぐに掛けられる状態です。
銘文
AUTOMOBILE DE VOYAGES (8 Chevaux) No 213 / Dessine et Publié par L. LAGARD. 22, Rue des Acacias — PARIS / LA CARROSSERIE FRANÇAISE. / Déposé. / Imprimeries Lemercier, Paris